2007年09月

2007年09月25日

六ヶ所村署名を頼んだら

遠くのお友だちにも郵便でお願いしたら
みなさん書いて送ってきてくれました。
ありがとうございました。

遠くに引っ越したお料理とお裁縫の上手なお友だち。
去年癌の手術をして飲んでいる薬の副作用で関節炎が酷いらしくて
体が思うように動かないそうです。
グルコサミンを勧めたらもう飲んでいるけど鎮痛剤とともに効きめがないって。
ご家族の分の署名と一緒にリハビリで切っているという切り紙が入っていました。

切り紙

お礼のメールしたらこんなお返事いただきました。

 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

先日、友達と電話で話したら、チョッと気分が変わりまして、
痛くても、服を作ってみようと……
ただいま、型紙と格闘中です。メールありがとう。

 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

痛みが早く無くなりますように。
素敵な服が出来ますように。
遠くから祈っています。

woo111 at 22:14|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!暮らし | 

2007年09月24日

「不登校のある景色」を読みました

書きたいことと、やらなくちゃいけないことが、たくさんあるのに
あれこれ毎日忙しくてとうとうダウンしてしまいました。
今日の午後昨日の近現代史で会った村内かおりさんから買った本
4人のお子さんがみんな登校拒否をした経験を書いた「不登校のある景色」
ゴロゴロしながら読んだら・・・

不登校のある景色不登校のある景色



この本は登校拒否をいかにして乗り越えたという本ではありません。
また学校や誰かを非難している本でもありません。
率直過ぎる赤裸々さ。
そのリアルさに胸苦しさも感じます。
ご主人のことや家族のこと、ここまで書くの〜!?と驚きます。
しかし彼女にとってこの本は自分自身、生きた証のようなものなのでは。
自分の心の中をじっと見つめて、また直感で物事の本質を見極め
世間の常識、固定観念など軽々と超越しています。

私は既成概念に囚われている人を見ると腹立たしくなったり
権威にあぐらをかいている人を見ると頭にきたりしますが
ここまでの精神の自由さには正直戸惑いドキドキしました。
共感しつつ、我が身の子どもへの対応のまずさを認識させられつつ
子育て中に読んでいたらもっといい母親になれたのにと。
お話は登校拒否にまつわるごく狭い家族に関するものですが
人としてどう生きるかという哲学的な本でもあると思います。

思えば学校とは国家や社会が、それらにとって都合のいい人間を作るための機関
という組織でもあるわけで
それに不適応であることが非常にまずいことだという社会的コンセンサスがあり
その認識によって苦しめられている人たちがとても多い。
たまたま最近そういう子のお母さんとお話したりメールをもらったりしてました。
息苦しい社会で、本当に大切なものは何?と考えさせられる本でした。





woo111 at 21:09|PermalinkComments(6)TrackBack(0)clip!教育 

2007年09月13日

六ヶ所施設反対の街頭署名in浦和

昨日に引き続き平和委員会の藤永さんと一緒♪
(片付けしていて写ってない方もいらっしゃいます)
署名活動しました in 浦和


暑からず寒からずのありがたいお天気でした。

が、10時から始めた署名、浦和駅を乗降する皆さまはほぼスルー

スピーカーの説明もちゃんと届いてないのがありありで
本当に六ヶ所村も核の再処理施設もみんな全然知らないみたい。
かわいい赤ちゃんを連れたお洒落なママは今日は全員冷たい反応でした。

でも、知っている人はまっすぐに署名のところまで来てくれました。
最初あまりにも反応が寂しかったのでへこんで
モリコちゃん(仮名)と二人で組んでやることにしたら途中からどんどん楽しくなりました。

西浦和地区の組合員さんで、おうちの署名用紙は家族を書きますとか
駅でチラシをもらって銀行で読んで帰りに署名してくださった通産省OB(!)とか
何となくチラ見している方にはお声をかけるとそろそろと書いてくださったり
気の弱そうな若い男の子も話しかけると書いてくれたり
数百人に一人・・・という感じで二人で二時間で10名ちょっと書いていただけました。

うふ
今日すごく爽やかなカッコイイ人に署名してもらいました。
サーフィンやってる人でサーフィンの雑誌にはこの問題大きく取り上げられていて
「これ酷い話ですよね。」って。
「そうなんです!」と三人で盛り上がりました。
「頑張ってくださいっ!」と激励されました。
今日行ってよかった。
その方に会えて広い太平洋の海の音が聞こえましたよ。ホントに。

皆さまお疲れ様でした。

追記:うさたんのコメントで気がつきました。

 駅前で書いてくださる方は六ヶ所の問題を既にご存知の方が大半なので
 何も知らない方に耳を傾けてもらうことは出来ませんでした。
 でも目立つ横断幕を掲げたりして
 よく通る声で六ヶ所の問題をアピールしたら
 もし、毎日やったとしたら絶対認知度はあがるだろうと思いました。

 知っている人にお願いすると書いてくれるというのは
 既に心の扉が開いている状態なのでお話も耳を傾けてくれるので
 これもとても効果的なことだと思います。
 
 今はまだ本当に知られてないけれど
 それを変えてゆく波を起こすというためにも
 数も大事だけれど、話してゆく過程や行動がとても意味があると思いました。

 昨日もお友だちと一緒にニコニコしながらやれてよかった。

woo111 at 15:45|PermalinkComments(9)TrackBack(0)clip! 

八ッ場ダム裁判 口頭弁論傍聴

月曜日に理事の藤永さんから電話がかかってきて
「たくさん傍聴して欲しいから来て!」って。
大雨の中カッパ着て浦和の県庁の前の地方裁判所に生まれて初めて傍聴に行ってきました。
生活クラブのお顔を知っている方に何人もお会いしました。

八ッ場ダム訴訟とは5000億円の税金の無駄遣いをやめてということなのです。

ダム建設の目的は治水ですが

八ッ場ダムは、利根川中下流部の洪水被害を軽減することと、東京、埼玉、千葉、茨城、群馬の1都4県に合わせて122万t/日の都市用水を供給することを目的として建設されることになっています。しかし、ダムの構想が浮上したのが半世紀前の1952年、現在のダム計画がほぼ出来たのが1965年頃で、もう、ひと昔前の計画です。

 その後、時代は変わり、ダムの必要性もダムに対する考え方も大きく変化しました。


今日は口頭弁論の14回目でした。
11時になると全員起立して裁判長が入場してきます。
今日は最初に被告側が原告の質問に対しての説明をしてくれましたが通り一遍。
そして原告の弁護士さんがパワーポイントを使って
被告側のいうカスリーン台風時のお水の量の資料の間違いを指摘し
原告の方々が何度も現地に足を運んで実地に調べた写真を多用して
台風後の河川改修がちゃんと行われてない証拠を見せてもらいました。
今日はおしまいで次11月21日の予定を決めて終わりました。

その後弁護士事務所に支援者の方たちは場所を移して裁判の進行状況の説明があり
徳山ダムの「約束」というDVDを見ました。

日本一のダムが奪った村の生活。
穏やかで静かで自然に溢れた平和な土地を追われたたくさんの人たちは
保証金で新たな土地と家を買ってしまうと後は何も残らなくて
狭い家に閉じ込められて生活の術を失って
多くの人が生活破綻し行方不明になり、自殺してしまっています。
行政は村人たちの土地のための道路を作る約束をしたのに、
(おそらく)計画的に反故にされてしまい
結局残された土地にも行けなくなるのです。
行政の現場の無責任と住民不在のやり方になんでこんなことがまかり通るのかしらと。

八ッ場ダムは首都圏各地で裁判が行われていて
藤永さんは埼玉の原告の代表をしているのです。
八ッ場(やんば)あしたの会、八ッ場ダムを考える会

裁判の原告になることは本当に勇気のいることですが
藤永さんという人は「義を見てせざるは勇なきなり」で
損で面倒なのを承知で引き受けているのです。
怖いもの知らずで前へ。前へ。
すごく抜けてておいおいと思うこともあるけど、こういう人大好きデス。

5000億円あれば福祉に使って欲しいな〜
病気でお金もなくて病院に入れない人たちを助けてあげてほしいな〜
早く八ッ場ダムの計画がストップしますように。

原告の嶋津先生という方もとても誠実ないい方です。
岩波ブックレットから共著で本を出されました。
買ってきたので、そのうち読んだらまた感想をアップします。

首都圏の水があぶない首都圏の水があぶない―利根川の治水・利水・環境は、いま (岩波ブックレット NO. 706)


追記:ゆらりんが報告してくれたので追記します。
   昨日だかさいたま新都心駅前で人だかりがしてると思ったら
   八ッ場ダムのPRの景品があたるイベントだったって!
   温泉の人たちも観光誘致に来てたって!
   あらま〜〜〜

woo111 at 01:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!政治 

2007年09月09日

六ヶ所村に断層

出た!断層・・・じゃなくて

出土西方(でとせいほう)断層 

湿地帯の断層の上に核のゴミをガラスに閉じ込めて保管。

冗談はよしこさん。

かずたんのブログで知りました。

woo111 at 22:47|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!

「不登校のある景色」

第二と第四日曜日はくらぶルーム暖で近現代史講座です。
今日から八期が始まりました。
私は名簿管理のお手伝いをしているので
もうずっといらっしゃらなかった方の出席簿から消したら
久しぶりにおいでた方がいらっしゃいました。

講座が終わって残れる人が残ってお昼を一緒に食べるのですが
お誘いしたら彼女も一緒にお昼を食べる事になりました。
善方先生が生徒によって育てられたという経験をお話くださっていたら
彼女もご自分の経験をお話されて4人のお子さんが
みんな不登校を経験したということでした。
本も書かれたそうです。
不登校のある景色不登校のある景色


また素敵な人とお知り合いになれました。

woo111 at 21:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!教育 

2007年09月08日

新しいお仲間 「ことほぎ日より」さん

パクちゃんのブログで教えてもらった信州の伊那谷に住むことほぎさん。

8月1日にこのブログ「ROKKASYOより〜原発・地震・電磁波〜」を書かれてから、
“なにかがぶわっと広がった。 ”そうです。
同じ想いを持つ、同じ時代を生きる私たち。
繋がって、助け合って、日々の暮らしを大切に生きてゆきましょう。

『ことほぎ日より』
ことほぎ日より


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六ヶ所村から放射能が出始めました

かずたんのブログで知りましたが、核燃料の再処理が始まりました。
Mixiの記事で放射能(主にクリプトン)の数値が上がっていることを知りました。
下の日本原燃の敷地内の放射能の数値をご覧下さい。
A1のところ、操業前は21だったそうです。
JNFL環境モニタリング

今日全然別の事書いた他のブログを読んで、
このことを世間に広めるためにはどうすればいいのか考えてしまいました。
電力会社はほぼ独占企業でソ連の共産党時代みたいに
国がやると言ったら絶対やるのであって
推進のためのキャンペーンには湯水のようにお金が使われています。
その危険性や非経済性はきちんと報道されなくて知らされてない。
心ある人は何千人、もしかしたら何万人も居て反対と言っているのに
絶対商業ベースでブームになるようには取り上げられない。

早く誰かさんメジャーになってくれないかな〜
U2みたいになればいいな〜
とかとかおもったり。

でも仲間もいっぱいいる!
原発も核も反対だといい続けていきましょう。

今週配達された「comenかもん」に反対署名用紙が入っています。
二枚分一緒だからA3サイズなので二つ折りになってるけれど
とっても目立たちません。。。気が付いてくれるかしら。
署名用紙

職員さんに頼んで署名用紙100枚余分にもらいました。
班や地区のお友だちに配ってあと60枚くらいあります。
これから遠くのお友だちにもお願いするところ。
お近くの方で署名用紙ひきうけてくれる人いたらお届けします。
よろしくお願いします。

クリプトン出ちゃったのね・・・
悩んでます

シェルターにすばやく入る訓練しとこうかしら・・・無駄?
飛行訓練

woo111 at 00:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip! 

2007年09月06日

怒りと悲しみの六ヶ所村

月曜日に本部で10時半から「六ヶ所村再処理工場本稼動に反対する委員会」がありました。

委員会ではまず八月に青森の再処理施設の反対集会に参加した方たちが
お話してくださいました。
再処理施設が作られたのは青森県の下北半島の太平洋側の六ヶ所村。
青森県上北郡六ケ所村

かずたんの持っていた地図を見て沼だらけの六ヶ所村を見て最初の衝撃。
地質学が専門のかずたんがずぶずぶの沼地なのに絶句したそうで
「ああいうとこには鶴飛ばしときゃいいの」って。

下北半島 六ヶ所村

(地図はグリーンピースさんからお借りしました)


かずたんのブログ

六ヶ所村探検 その1

六ヶ所村オフサイトセンター

このオフサイトセンター(ちょいと離れたところにあるセンター)の話が次の衝撃。
防災のためにあるっていうのに何かあってもどっかからの連絡待ちで待機してるって。
土日も夜も人が一人きりなんだって。
ブログでもざっと読んでいたけれど、パンフレットのりーっぱな建物と
まったくやる気のない役に立たない体勢を直に聞いて胸が苦しくなりました。

姫がお話してくれたのは、オフの時間に近くの小川原港に行ったら
とっても穏やかで静かで平和なゆったりとした時間が流れていて
釣りをしているお祖父さんとお孫さんがいて(記憶違いかも)
「何が釣れるのですか?」と聞いたら
「小さいサバでまだ釣れてないけど、あっちは釣れてるから見てご覧」て。
姫は地元の人と楽しくお喋りしたりしたそうです。
そこまで普通に話してくれてたのに、どうしてこの人たちが日常的に
放射能を浴びなければいけないのかと思うと涙が溢れてきて言葉がつまり
「ごめんなさい・・・」って。

もうこの時点で私は心が砕けてしまって辛くて悲しくて
本やネットでの知識でなく実際に見に行った人の生の言葉は
心に直撃でそのでたらめさと危険さが響いたのでした。

六ヶ所委員会の人たちはみんな国策の原子力政策がどんなに危険でバカバカしくて
お金の無駄遣いで地方を切り捨てて犠牲にしているのかわかっていて
何としても止めたいと思っているのに世間では知らない人が大多数で
少しでも目立つようにトラックに幕をかけましょうとか
10月に浦和でやる映画「六ヶ所村ラプソディ」の告知どうしようかとか
生活クラブだけでなくて一般の人にも広げたいと知恵を絞ったり
署名どうにか5万筆集めたいけど厳しいとか・・・

世の中の人は辛いことは見たくないと思うし
実際の我が身に降りかからなければスルーしてしまうし
どうやって伝えていったらいいのか途方にくれてしまいました。

おうちに帰って来てバッタリ寝てしまって。数日間、へこむ日々。
でも思いがけずうさたんから素敵なプレゼントもらって電話したら
思い立ったら一直線のすごいパワーに感化されてちょっと上昇。
たまたま股関節の悪いお友だちのブログ読んでいたら
サプリメントのグルコサミンでうつ状態になったと書いてて、
あれ?私もかなって思ったらちょっと気が楽になりました。
ちょうど変形性股関節のために飲み出したばかりでした。

それから今朝NACK5という地元のFMを聞いていたら
これがもう絵に書いたようなお金をばら撒いて騙すやり方。
「下北半島交流ツアー・無料招待10組20名様」
知りたい青森! 下北キャンペーン・経済産業省資源エネルギー庁


これ何度も流れて聞いていたらだんだん腹がたってきて
へこんでる場合じゃないって思えてきて
お陰さまで無事復活しました。

ぼちぼち 頑張るネ。




woo111 at 00:30|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip! 

軟太郎のメンテナンス

今日は毎日お水のカルシウムやマグネシウムを取り除いて
家中軟水にしてくれている軟太郎くんのメンテナンスを紹介します。

4週間ごとに愛媛の三浦工業からお塩が届きます。
軟水のお塩届きました

開けると二袋。イオンリフレッシャーくん。
疲れたイオン交換樹脂を再生しておくれ。
お塩二袋入ってます

軟太郎の鍵を開けて
鍵を開けます

発泡スチロールの蓋を開けて
発泡スチロールの蓋

もうお塩残ってません。水だけ。
開けたところ

サクマドロップの白いハッカのうんと大きいのみたいなお塩です。
塩を入れたところ

これで蓋して鍵閉めておしまい。
蓋を閉めておしまい

メンテナンスに毎月3,000円かかります。
高いです。
でも(我が家の設定で)日曜の真夜中の2時半に
自動的に再生してくれるので本当に楽ちんです。

woo111 at 00:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!軟水 

2007年09月05日

「花森安治の仕事」

357f6f31.JPG先日来、ずっとリビングの片付け始めると
引き出しの中、戸棚の中、取扱説明書の束、などなど
たくさんの要らないものが出てきてため息つきつつやってます。
ウ〜が椎間板ヘルニアになって以来気になっていたフローリングも
業者と自分で敷くのと検討した結果節約して自分でやりました。
そんなこんなでバタバタしています。

片付けしてると思いがけず、もういない実家の両親のことを思い出しました。
母が好きだった「今日の料理」私もいつの間にかたくさん溜め込んでいて
結局最近はネットで調べたりするので思い切って処分しました。
父もやもめになってから始めたお料理で「今日の料理」の特集号を愛用していて
父の思い出にともらってきた料理の本の中にメモが入っていて
懐かしい文字にしばし見入ったり。

母は「暮らしの手帖」も愛読していました。
母が亡くなってから父とよく喋るようになったのですが
いつか「この本面白かったよ」と勧めてくれたのが
「暮らしの手帖」の名物編集長だった花森安治の評伝でした。
花森安治の仕事

それを読んで感動した私はレポート用紙の1枚にメモ書きしたのでしたが
今回本の片付けしている時に出てきたので
なんだか父と母からのメッセージのような気がして誰かに聞いてもらいたくて
ブログに載せることにしました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・

花森安治は戦争当時エリートで大政翼賛会で戦争のPRに才能を発揮

         ↓
         終戦

 ●ジャーナリストとして戦争に加担してしまった
                                 という想い
 ●愛国民として国に裏切られた

          ↓
    二度と間違いを冒さないという決意


そのためには・・・『一人ひとりが自分の暮らしを大切にする』

消費者(国民)を大切にするという視点は
国家のために忠誠を尽くす国民とは相容れない。

一見遠いようだけれど、ものすごく基本的なところで
民主主義国家の根本を形成している。

   ジャーナリストとして誰からも後ろ指をさされたり、
   情にほだされたりしないように自らを厳しく律して
   日本の民主主義が育っていくために生涯を捧げた。
   (真のエリートは民衆に尽くさねばならない)

   戦後の民主主義をリードした「暮らしの手帖」

日々の暮らしを大切にすることが基本。
時代の流れの中で大切なことを見誤ってはいけない。

 ・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・

メモには抜けていますが、超個性的な人となりがとっても面白くて
「暮らしの手帖」のお仕事もすごく興味深かったのを覚えています。

本を読んでメモなんか普段しないのですが印象が強かったのです。
戦争を生き抜いて、価値感が激変した世の中で
非常に優秀で頭のいい人が思い至った結論が
普通の暮らしを大切にしていたら戦争する国にならないということ。
国民が幸せになるために、全く政治的ではないやり方で
本を作るという行為で彼は国民の意識を変えようとしたのでした。
その考え方がとっても斬新で納得できることなのでした。

政権が変わろうが絶対にユートピアなんて来ないのです。
映画みたいに悪を倒してハッピーエンドなんて現実世界ではありえません。
日常の暮らしを大切にする不断の努力こそが大切。
花森安治が生きていたら「美しい国」に対して何と言ったでしょう。


woo111 at 19:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!PEACE 

2007年09月03日

新しいお仲間 りんごあめさん

またまたパクちゃんのブログで素敵なブログを紹介してもらいました。

りんごあめさんの「すずかけロード」
すずかけロード



大阪の千里山生協が今度生活クラブ連合のお仲間になったそうなのです。
絶対普通では知り合えるはずがなかったりんごあめさんと
ブログでお知り合いになれて嬉しいです。
六ヶ所村の署名も大阪と埼玉でいーーーっぱい集めましょうねっ!!!